» 2015 » 6月のブログ記事

就活を始めてから、毎日新聞を読むようになりました。日経はマストで、ほかの主要新聞も時々目をとおします。時勢などは勉強のために興味深く読んでいて、それはそれで面白いのですが、合間にほっと一息つくというか、ついつい引き込まれてしまうのは、読売新聞の「人生相談」というコーナーです。毎回読者からいろんな相談が寄せられ、それに有名な作家さんや心理学者や様々な職業の、おそらくそうとうベテランであろう方々が回答していますが、相談を読むだけでもかなり面白いです。

最近のヒットは、60代の女性から寄せられたもの。彼女は独身で派遣の仕事をしています。10歳以上年上の彼氏がいるのですが(つまり70代?)、その彼氏というのが、付き合って15年も経つのにいっこうに結婚してくれないのだそうです。それどころか、ほかにも彼女がいる様子。さらに、奥さんまでいたことがわかって、一度は別れたのですが、何年か前に奥さんが亡くなり、一人は寂しいと再び彼女に連絡をとってきてよりが戻ったのだそう。以来、週に一度部屋に来て手作りの晩御飯を食べ、遊んで帰ってゆく付き合いが続いているそうです。

結婚の話を出してものらりくらりとかわされ、さらに性懲りもなくほかにも付き合っている女性がいる様子。その相談にも圧倒されましたが、回答もまた素晴らしくて。そういう男は、また同じことを繰り返すもの。彼にとってあなたは、週に一度部屋に行って手料理を食べて遊ぶぐらいの相手としてちょうどいいということです。あなたも、自分ひとりに本気になるなら相手をしてあげてもいいわ、ぐらいの気持ちでいたらどうでしょうか、と。そうですよねぇ。こんなの読んでると、22歳でどこに就職するか真剣に悩んでるなんて、まだまだ青二才だなぁと思ってしまいます。人生っていろいろなんですね。さて、明日もがんばろうっと。

 

じつはここで言っていいかどうか迷っていたのですが、ちょっと感動する出来事があったので、匿名で書いておきたいと思います。

5月の中旬頃、ちいさなある会社から内定をいただきました。人事採用担当……と言っても社長さんが自らされているのですが、とても対応がよく、人間的にも優れた方です。私が歯列矯正をしていることも、とても感心して理解してくださっています。人情(←古い言葉ですが)からいえば、ここで就活をやめてこの会社に就職するための準備を始めるというのが正しい選択なのではと思うのですが……。可能ならアルバイトとして、来られる日だけでも働いてほしいというようなことも言われました。

でも私としては、ほかにも受けたい会社がいくつかあるので、まだ決められないわけです。でも大きな企業はまだエントリーシートを提出している段階。ほかにも受けたい企業があるので待って欲しいとも言いにくくてキャリアセンターの方に相談したら、「相手があなたの言うような方なら、いまの気持ちを正直に話してみてもいいのでは」と言われました。そんなこと言うとさすがに怒らせてしまうと思ったのですが、いい対応をしてくださった相手にさすがに嘘はつけず、けっきょく正直に話しました。

そうしたら、「将来のことだから、自分の信じたとおりに活動したほうがいい。それで最終的にうちに来たいと思えるなら来てください、待ちますから」というよな意味のことを言っていただいたのです。なんだか感動してしまいました。友人の話では、内定をくれたけど、他社の選考を自体するように強要されたという話も聞きます。なので友人はその会社には隠れて、就活を続けています。友人には悪いけど、そんな嘘をつきあうような関係はいやですよね。嘘をついている自分のこともいやになると思います。私に内定をくださった会社は、もともと仕事の内容や姿勢が好きだったのですが、これでますます好きになりました。夏いっぱいは思いきりやってみて、最終的にはこの会社にお世話になるような気もしています。

 

プロフィール

就活中のまみこです。
就職活動を始めた大学3年生女子です。
これまで歯並びは気にしてなかったのですが、就職活動を機会に歯列矯正を考え、情報を集め、矯正を始めようと思っています。就職が決まるまでの歯列矯正と就活を更新していきます!

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